ホスト②

2日目もホストは5人くらいついて、いいだけ飲み食いしていたがあまり心配はしていなった。
ホストは信用できない人間性であったが、まあセックスして結婚すると言っていれば大丈夫であろうと思っていた。
でもまた違うホストが「払えるの?」と心配してくれていた。そのホストは同じような事を繰り返しているらしかった。 
少しホストクラブの雰囲気にも慣れてきて「王様ゲームしたい」と言ったら「そういうの禁止なんだよ」と言われた…高級ホストクラブは王様ゲーム禁止…自分的に衝撃であった。
その日も代金は請求されず、ホスト5人くらいでゲーセンに行った。手稲ホストがいない間に違うホストが「あいつとヤッてるんでしょ?すごいね。ウド鈴木に似てない?」とバカにしたように笑っていた。
ウド鈴木似のホストと再び実家に帰りセックスしたが、2日目にしてすでに偉そうな態度になっていた。代金はいくらで、それは全部おれが払っている。もう逃げられないね、というようなことも言った。頼まれて行ってやってんのにそれはないよね…と納得できなかった。
しかも髪染めちゃダメと言われ、お前の女じゃないとむしょうに腹が立ってきて、ホストの寝ている間に私は逃げた。
逃げたというか普通に家に帰っただけなんたけど。後日1度だけホストに再会したが「なにしてんの?」「べつになんにも」みたいな二言くらいの会話で終わった。