竿姉妹に会う

出会い系サイトでビッチ日記書いていると、女性からもよくメール貰うんです。
「ヤリまくる気持ちがわかる!」「代弁者みたいで嬉しい」とか書いてくれるんですけど、だいたい自分語りしたいだけのメンヘラビッチなんですね。
相手するにも、こっちが疲れるだけっていう…

しかし野菜についての日記を書き
「あの日記の人って野菜ですよね?わたし昔何度か会いましたよ」という内容のメールが来た時は震えました(期待で笑)
これは相当面白い話が聞けるのではなかろうかと機会を伺っていましたが、昨日ついに会うことになる。
彼女からメールが来て、野菜にそれを伝えたとき
野菜はかなり動揺しており「たっ、確かにその人は知ってるけど2回くらいしか会ったことないはず。旦那とセックスレスで悩んでたし、イッたことないって言ってる人だったから、どうにかしてイカせようと思ったけど不感症ぽいしマグロだし、なによりメンタルおかしいからすぐ会わなくなった」と言っていた。
そして「あのさーその人とは関わらない方がいいよ。ほんとに危ない人だから」と釘を刺される。

当然野菜の言うことは聞かず、わたしからランチに誘う。
待ち合わせに現れた女性は身長150センチくらい、小柄ながら非常に勝気そうな雰囲気の女性であった。
歳は41歳だそうです。
エステ関係のお仕事をしているとのことでしたが
いでたちは地味で、失礼ながらそうは見えなかった。
でもとても明るくて、にこにこしながら野菜のことを話し出した。
「会ってたのは7年前くらい。今はそうでもないけどその頃は色んな男性と会っていた。野菜もその1人なんだけど、当時は半年本州で働いて、その後札幌に帰ってきての半年は農業したり海に潜ったり別荘作ったり、1年のうち半年しか働かないっていう暮らしをしていたみたい。わたしと会っているときは気ままな自給自足期間だから、相当暇を持て余していて毎日のように会っていたよ。だんだんしつこくされて、嫌気が刺してきたんだけどね」
わたし「なんか野菜は2回しか会ったことないって」
相手「それはウソだわ笑」

まぁそのくらいのウソはかわいいもんですよね…

相手「野菜はとにかく結婚願望が強くて。私は既婚者だから、誰か紹介してくれって凄かったよ。なんでそんなに結婚したいの?って聞いたら、奥さんと毎日セックスしたいから、って。こりゃ結婚できないだろうなぁって思ってた笑」
相手「野菜ってすごいナルシストだよね。部屋に自分の写真貼ってあるじゃない?まだ若くてスーツ着てるやつ。昔は出会い系サイトのプロフ画面にアレ使ってたんだよ笑それはサギだろうって笑」
わたし「マンションには女の人を入れたことないって言ってた」
相手「は?いつも野菜のマンションで会ってたよ笑」

べつにそんなウソつかなくてもいいのにね…

わたし「部屋の壁に昔の彼女の写真も貼ってあるよね」
相手「え?それ知らない!例のモデル級の彼女ってやつ?」
わたし「そう。でもべつにモデル級ってほどじゃ…身長は170超えてるらしいけど…でも今だに昔の彼女は〜って自慢してるからそれはアホだなあっておもう」
相手「アホだね。でもさぁ昔の彼女の写真を飾り続けるのは無神経すぎない?怒っていいと思うよ」
わたし「まぁ…でもあんまり興味ないっていうか…」
相手「おい!笑ほんとに野菜のこと好きなの?どこがいいの?笑
彼はねーあなたが好き好き言うから相当調子にのってると思うよ。もっとはっきり言っていいと思うよ!」

わたし「そうだねぇ…なんかわたしもどこが好きなのかわかんなくなってきちゃった笑 特にいま出張で会えないからね…なんか顔もあんまり覚えてない。わたしすぐ忘れちゃうから笑」
相手「冷たいね笑 でもほんとにどこが好きなの?」
わたし「やっぱり、何があっても怒らないところかなあ…今まで付き合った人は短気な人ばっかりだったから。ヤリまくってんのも、何でそうなっちゃうのかな…一緒に考えよっか…って感じだから安心する。なんかそれはヤマギシの教えでもあるから、ある意味宗教やってる人って揺るぎない精神力を持ってたりするでしょ?わたしは宗教やってるような人間は嫌いなんだけど(ヤマギシは宗教じゃないんだけど)その精神力の強さってほんとに安心なんだよね」
相手「なるほどねー。まぁ確かに彼は怒らないよね。わたしと最後の時にもね、けっこうわたしが強い口調で彼を責め立てたんだけど、まぁ相当ムカついたと思うけど、冷静に、…それは君を不快にさせてすまなかったね…と言ってたからね」
わたし「すぐ怒るやつは愚かだって普段から言ってる。あと、話してても楽しいよ。まぁ長すぎて半分くらい聞いてないけど笑」
相手「長いよね笑 そしてあなたはほんとに全然話を聞いてなさそうだよね笑」

いや半分くらいは聞いてるんだけど…笑
そしてその後えんえんと野菜の悪口が続く…
「だいたいさー女と会いたいからって野菜だの卵だのホッキ貝だの山菜だの果物だの配るのってすごくあざといよね。こんなことやってんのオレだけだろって得意げに言ってたけど、そりゃそーだわ。そんなおかしなことやってんのアンタだけだよ、っていうね。それに半年しか働かないっていうのもどーかとおもうよ。最終的には自給自足目指してるぽいけど、あなたさぁそんな人と結婚して大丈夫?ヤツは相当な自由人だよね。金にもケチだし、マンション相続できるってのもマユツバだよねぇ」

わたし「そうだねぇ…。てかなぜ野菜と何度も会ってたの?」
相手「まぁ、野菜は時間持て余してたからねー便利だったんだよ。電話1本ですぐ来るでしょ笑 それにマンガ好きっていう共通点あったからね。マンガ貸してくれるからさー」

その後も野菜トークで盛り上がりましたが
相手「あなたの日記読んでたら、野菜のこと全然見えてないのかなぁって心配だったけど、そーでもないってわかって安心したわ」
わたし「まぁ…悪口とかは基本書かないから、そーなると現実見えてない女、というふうに映るかも知れない」
相手「そっかそっか笑 冷静な人でよかったよ。よく考えた方がいいよ」
あともう1人、野菜の元セフレの話になり
その人は私の日記をいつもチェックしてその感想を逐一野菜にメールするということをしているのですが
それがわたしにとって不快であるということを野菜に伝えたら「それなら言っておくよ」と言われ、しかしその後も執拗にわたしの日記にイイネをしまくるという奇行が続いている…と言うと
相手「その人しってる!あまりにイタイやつだからウォッチングしてた。キチガイで有名だよね。あの人から恨み買うと陰険な復讐するらしいから気をつけたほうがいいよ。って野菜もアホだよね、なんでそれをいちいちあなたに言うかなぁ。お前で止めておいて、何とかしろよ!っていうね」

その人は現在ヤクザとも会っているそーで
ヤクザトークも少ししたんだけど
相手「すごく遊び慣れてて、金も持ってるし、ホステスとかにモテるだろうに何で出会い系なんてやってんだろうね?あっでもひとつ訂正して欲しいんだけど、日記に山本太郎似って書いてたけどそれは違うでしょ!全然似てない。横山剣じゃない?」
わたし「あー似てるね!山本太郎じゃないとは思ったけどその時出なかったの。あとから加納典明かなぁと思ったんだけど横山剣のほうが似てるね笑 直しておくよ、誰も見ないけど笑」

相手「加納典明って笑笑」

ちょっと似てるんだよね…笑

そのあとわたしは新規と約束してたので
「まだカブってそうだから歴代のヤッた男を呼んでオフ会しよう」と約束し、お別れしたのでありました。

新規の話に続く…