夜中に呼び出された男

セフレもういいや〜と思ったものの
なんとなーく出会い系はチラチラ見ていた。
でも特になにも起こることなく日々は過ぎていった。
 
しかし昨日から
再び熱心に出会い系サイトをやり込む私。
体がうずいたわけでもないのだけど…
まぁ何となくさみしかったのかも知れません。 
色んな人とメールのやり取りをするとプロフィールが男達の目に付きやすい場所に上がってくるらしく
やればやるほどメールがくる。  

それを見たのであろう、以前アドレス交換した男からまたメールがくる。
「ずっと返信ないけど、おれのこと覚えてる?誰か他にいい人見つかったのかな?」

無視していたことを謝るのが嫌なので再び無視。

なんとなくいい感じのひとがいたんだけど
じゃあまたメールしようね、と言って終了。
しかし私の疼きは止まらず
とにかく心を落ち着けなければならないと 
何年かぶりにパチンコに行った。

パチンコ屋が閉店になり 
とぼとぼと外に出たがどうしても家に帰りたくなかった。
そして無視していたしつこい男にメールする。
「ずっと返信してなくてごめんなさい。覚えてますよー」
男「返信ありがとう!おれはずっと◯◯さんに会いたいと思っていたよ」

それはありがとう…

私「今なにしてますか?」
男「テレビ見てゴロゴロしてます」 
私「私はいまパチンコ屋に行ってたんだけど、
       当たってる途中で閉店になったので
       モヤモヤしています」 
男「あら…会ってみます?」
私「いいんですか?こんな時間に」
男「明日早いんだけど…大丈夫。◯◯で待ち合      
        わせしましょう」

あっさり話がつき
待ち合わせ場所に向かう。
グーグルマップで調べ「あと18分でつきます」とメールすると「はやっ!お待たせするかもしれません…」
私「じつはせっかちなんです」  

夜中にいきなり呼び出され、せっかち宣言されるとか…まじで何様なんだろ私…
まぁどこかでタダでセックスしてやるんだぞ、みたいな上からの意識なんでしょうね…いやなおばさん…

で、颯爽と現れた相手のスペック

年齢…42歳
誰似…アンガールズ田中
身長…178くらい
体重…55キロくらい
ちんこ…そこそこでかい
体臭…ないけど口がちょっとくさい
体毛…薄いし禿げかかってる
性格…いい人。ちょっと受け身だけどエロのためなら決断できる 
顔面レベル…アンガールズ田中だけど、そこまでキモくもない。でもモテないだろうな

田中はけっこういい車に乗っていた。
私が乗り込むと、出会い系で放置されたが女性からメールがくることは皆無に近いのでダメ元で何度もメールしてみた、というようなことを言った。
私は歯切れ悪く「いやなんとなく…昨日から落ち着かなくて…パチンコ行って心を落ち着けようと思ったんだけど」と言うと
男は色々悟ったかのように
「そっかぁそっかぁ」とかなんとか言った。
 
ラブホに入り
ソファみたいのに座るといきなり抱きついてきたので 
「えーと…風呂に入ってもいいでしょーか…」と言うと、すぐ風呂を沸かしてくれる。
恥ずかしいので部屋をまっくらにし
風呂から出て、駆け足でベッドに入る。

乳首をさわさわと舐める田中。 
ちょっとくさい口でれろれろキスする田中…
あぁ…ラブホの安いボディソープのにおいと
タオルのにおい、ツバのにおい、男のにおい…すべてすべて懐かしいのであったが 
乳首はさわさわと優しすぎて殆ど何も感じない。
ウーム…?と思いつつも一応感じてやる。(何様)
まんこも必死で舐めていたがやはり力が足りないようであった。もっと刺激をくれよ…

わたしもいちおう、ちんこを舐め
いざ挿入となったが、そのまま入れようとするので「ゴムは?」と尋ねると「大丈夫外に出せる」と田中。
うわ〜と思いつつ「ゴムしてー」と頼み
しぶしぶ装着。しかしその間に萎えてしまい、再びフェラ(もうこのあたりで帰りたくなっていた)乳首を触りながらやってくれと注文あり、オイオイお前手ぶらなんだから自分で触っとけよ?と言いそうになるのをがまんし、乳首を触りながらフェラする。

で、挿入になったが
やはりわたしのブランクが長すぎたのと
太りすぎたのとで、足を広げてるのがめっちゃつらい。身体がかたいってのもあるんだけど、とにかく仰向けで足を上げてるのがすごくつらい。自分の足が重たいの…

でもがんばって足あげてたんだけど
もう耐えらない!となり、イッたふりしつつ「ああっもうだめっ」とか言ってちんこ抜く。足おろす。
フー楽ちん…
しかし田中は納得できず
「なんで?なんで?あー萎えてきちゃったもう…」とご機嫌ななめに。
「いやちんこ大きいから…」と言うと
かぶせるように「いや関係ないでしょ」と。
しかし自分の足が重たいとは言えず…

再び挿入したが足がつらく
最後は自分で手でしごき(乳首を舐めろと指示あり)射精。その際わたしの腰に精子がかかり
田中は「かけてやったぜ…」と笑顔で言っていた。わたしも力なく笑う。

なんか気を使わせてしまってごめんね。

最後お別れするときに
「また会えるかなぁ?」と言うので
「相性悪いんじゃない?」と答えると
田中「いや今日4時にオナニーしちゃったからさぁ。今度ちゃんとためとくし!」と。
「そっかぁ…でもわたしにあんまり興味なさそう」
田中「いやありますよ!セックスじゃなくてもご飯食べに行くだけでもいいよ」と。
わたし「そっかあ。なんかでもこんな感じだなぁって思い出せてよかったよ。ありがとうございます…」と力なく言って車を降りる。

田中はもういいかな…
でもまた違う人とセックスしてみよう。

そのあと田中からきたメール。

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会ってくれてありがとう。
突然だったけど、嬉しかったです。

俺はまた会いたいって思いました。
お茶とかドライブとかも可だし、エッチなことも…取り戻しませんか?(笑)

すごく感じやすいし、エッチな楽しみを捨てるのには勿体ない身体をお持ちなのではないかと…わたくし感じましたが(^^)/
今度は前戯も含めてソフトに責めていって……なんて作戦を考えますよ(笑)

おやすみ。
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ウッ…なんかいいやつ…
でもやっぱ無視する非情なわたし…(;^-^;)