清々しい気持ち

昨日の午前中まーくんからラインくる。

「セックスしたいー」(これしか言わない)
家事的な用事がけっこう詰まっていたんですけど前に2回くらい断ってしまい、今回も断ったら2度と誘われないような気もしたんで、行く。
お尻の穴みせて、としつこいのでちょっと憂うつではあったのですがわたしってやっぱ見捨てられ恐怖症なんだろな。
 
まーくん相変わらず見た目も雰囲気もチャラいけど、やっぱ話しすると落ち着いてる。
まーくんは出会い系サイト3年間で65人くらいと会ってきたそうですが、すぐ関係は切れてしまうのは自分が出会い系をやる女性に対して決定的に見下しているせいだと言う。
出会い系をやるような女はみんな同じだし、俺を裏切るし、付き合う対象には絶対にならないと。例えばセフレができて仲良くなったとして、「今日はご飯食べよう。セックスなしで」とかなったとする。セックスなしでも本当はいいのだけど、そこで相手が「体目的とかいやだから」とひと言でも言ったなら急激に気持ちは冷めて2度と会いたくなくなると(身の程を知れと)
出会い系やる女と、そうではない女と完全に切り離して考えてるから、多分長く続かないんだよねとまーくんは言う。
「わたしは出会い系やるとかやらないからとかで分けないよ。やらない人間も当然裏切るし。出会い系やってる時点で緩いやつとは思うけど人間性とはまったく関係ない」
 
まーくん「緩いやつだったら浮気する確率も高いでしょー?君は浮気されて嫌じゃないの?」
わたし「まぁやだけど、やっぱ君のまんこがいちばん気持ちいいな、とか言ってくれればチャラになる」
まーくん「そこは徹底してそうなのね笑」
 
なんか冗談みたいに「お尻の穴…」とか言ってたけどヤダって言ったらそれ以上なにも言わなかった…よかった…
 
んで、その夜にあっちゃんと飲む約束してたので行く。あっちゃんは飲んだら勃たないので絶対にセックスしないのはわかってたけど
あっちゃんに会いたかったので行った。
調子良かったのでガンガン飲んで1時間でべろっべろになったがまぁ普通に話せるし歩けるレベル(記憶も鮮明)
ちょっと甘えたりするのはいいかなぁと、ちょっともたれかかったりしたんだけど、あっちゃんは「あー酔っ払いってやだ。若い子ならいいけどおばさんが酔っ払って人に迷惑かけてるのってやだ。もうー絶対に君とは飲まない」と、まあそんなに本気そうでもないけど何度もそのセリフを繰り返す。
酔ってるけど歩いてるし、ちょっと陽気になってるだけで迷惑かけているとは言い難い感じなのになんでそこまで言うのかなぁと少ししょんぼりするが態度には出さなかった。
 
あっちゃんがパフェ食べるというので、パフェ屋へ行く。パフェ食ってる間もあっちゃんはわたしへの不満?みたいなのを繰り返す。
なにが不満って、まぁわたしが世の中ナメくさってんのとか、やりまくってんのとか、なんかそういうことみたい。だけどそれはなぜかって説明しようとしても、わたしの話は面倒そうに流しまくるし、なんだかなぁって感じだった。なぜ不満だらけのわたしと会うのかなぁ…
さっき居酒屋でも感じたんだけど、ほっけ焼きを頼んで「この皮のとこが美味しいんだよぉ」
とか言いながら、あっちゃんはその美味しいとこを全部食べてしまう。別にわたしそこいらないからいいんだけど、やっぱあっちゃんって一人っ子気質というか、生粋のマイペース人間で他人に合わせるということをしない。
はっきり言ってあっちゃんは単なるセフレに過ぎず、一緒に生活するわけでもなんでもないのでそんな細かいことはどうでもいい。
子どもが欲しいと頼んだこともあったけど、あっちゃんはそれは無理だと言ったから諦めた。それでもわたしはあっちゃんの嫌なところなどすべて流して、ただ刹那的に楽しく過ごしたい、セックスしたり一緒にいたい、というスタンスを取っているのに
なぜかわたしのやることには口出しするっていう。それこそ身の程わきまえず、わたしを否定するのはとても不愉快だなあということをパフェ屋で強く思う。
 
パフェはわたしが奢り「今までたくさんご馳走してくれてありがとう」とお礼を言う。
「地下鉄乗るの面倒だからタクシー乗るね」と言い、即タクシーに乗る。その時すでにもう顔見るのも嫌な状態。急だなおい笑
そしてタクシーの中で「迷惑かけたみたいでごめんね。もう迷惑かけないよ。風俗もやるし、しばらく会えませんー」とラインしブロックする。出会い系サイトでもブロックする。
んで野菜に「あっちゃんに会いたくなくなったからブロックしちゃった笑 急に笑」とラインし、非常に清々しい気持ちで就寝。
起きたら野菜から長いラインがきていた。
 
野菜のライン
「変な時間に起きてしまった
 
あの◯さんがあっちゃんをブロックかあ…
 
結局あっちゃんは◯さんの事を理解しようしなかったね。
あっちゃんはあっちゃんの愛し方、一般的なモノサシでしか◯さんの事を計れなかったんだと思う。
 
◯さんの少し人とは違う愛情の求め方とか、考え方とかをわかろうとか、合わせようとかしないで、ただただ自分の愛し方が正しいと信じて「他の人とセックスしてるうちはセックスしないよ」とか言ってしまう。
 
 
確かにあっちゃんの愛情表現は世間一般的かもしれないけど、愛情表現は人それぞれだから、その人が好きになったら、その人の愛し方がどんなに人と違っても、その人を理解して自分も変わっていかないといけないんだという事に気付いてない。
 
言ってみればあっちゃんの愛し方は安定してるかもしれないけど普通過ぎてつまらない。◯さんの愛情表現は普通とは違うように見えて、アブノーマルな人達に比べれば全然普通に近いのに。
 
世間にはもっともっと異常な性愛を持つ人達が大勢いて、俺はその世界を少しだけ垣間見てきたから、◯さんの少しだけ屈折した愛情表現も普通に見える。
 
 
俺は◯さんの、誰かとイチャイチャしてないと狂いそうになるところも好きだし、そこは今すぐに無理に変えなくてもいいと思ってるよ。
 
◯さんは特定の誰かと一緒にいられれば、そこまでいろんな人とセックスしたいわけじゃないんだけど、あっちゃんはそれがわからなかったのかもしれないね」
 
うん野菜が変態なのはよくわかった笑
でも野菜の柔軟さというか、大抵のことは受け入れますよ、君がなにやるのも自由だし、そういう理由では見捨てませんよ、というスタンスは本当にわたしの安心に繋がっている。
 
それとあっちゃんの日記もいちおうチェックしたら「お別れされた。心が痛い。やっぱり今日も優しくできなかった。なににも応えられなかった。でもこういうふうにしかできないんだよ俺。そっちの世界に入ることは踏みとどまってほしい。喪失感はんぱない」とか書かれてあった。
 
あっちゃんさぁ…優しくできないとか…
なんか薄っぺらいわ。