洗脳

野菜に借りた本「洗脳の楽園〜ヤマギシ会の悲劇」を読む。
ヤマギシ会って全然知らなかったのだけど、集団で養鶏業や農産物を作ったりしながら本人たちの理想郷を目指す、みたいな団体らしい。宗教ではないけど、限りなく宗教団体に近いようです。会員は財産すべてをヤマギシに預けて、無所有の状態で集団生活をする。
ヤマギシ会の子どもは5歳から親から離されてヤマギシ会の施設に入れられ強制労働に近い形で養鶏や農業をやらされる。体罰も日常的にあり、かなり過酷らしいです。日本でこういう事が行われていたんだなあと背筋が凍る。

野菜はここの出身なんだけど
高校生の時に逃げてきたらしいんですね。
で、ヤマギシは解体されているし、もう抜けていると話していたんだけど、私にはすこし違和感があった。

やっぱこの本を読んで色々と合点がいくことが多かった。

まず野菜はヤマギシの洗脳から解けていない。分析好きなので客観的にヤマギシを見ている様子ではあるけれど完全には否定していない。両親が今も活動しているし、それを手伝っている。今調べたら、野菜の別荘はヤマギシ会の村がある場所であった。鳥肌が立ったよ。
別荘は玉ねぎ農家に囲まれているが、もしかしたらヤマギシの人かもしれん。
(てか多分そう)

野菜がわたしに赤ちゃんを産んでくれと言って、子育てのことで主張したこと。

・家族という形態にはこだわってない。というか違和感がある。
・子どもがある程度の年齢になったら全寮制の学校に入れたい(どこの?と聞くと、ワカラン何となくそうかんがえてるだけ、と)
・親と子は完全に分離すべき
・大自然のなかで子どもを育てたい。そして子どもには役割を与えたい

これ全部ヤマギシイズムですから…

まぁ赤ちゃん問題は別として
私まだまだ野菜に興味があるのでしばらく会い続けると思うのだけど
変な言動していたら教えて欲しいです笑