クズとキャンプ行く

クズはとにかく、癖のある一風変わった人や
心のバランスが悪かったりする人や、心に闇がある人なんかに興味があり惹かれるのだなぁということが話していてわかってきた。
クズ自身の心の中がとても空虚で冷めており
社会で見栄を張る人間が心底嫌いで、アウトローみたいな人生に憧れているぽかった。
クズは今、予備校のフリーランスの講師で、高校生に数学を教えているらしいのですが
フリーになる前は学習塾に勤め、辞めてから2年くらいの無職時代があり現在に至るらしい。
その無職時代にひとりでキャンプなどをしながら各地を彷徨っていたらしく、その時は実社会に戻れなくなりそうだった、とのこと。
すごくそれわかるわ…クズこそが、堅い仕事をしているわりに世捨て人みたいな思想を持つ、とてもバランスが悪い人なのだと思う。

キャンプに行って長い時間を過ごしたおかげで
正体不明すぎたクズのことが少しだけ分かった気がする…

クズはいつもマイペースで、気負いがない。
一緒にキャンプをして、その穏やかで気取らない性格をよりよく感じました。
わたしが自然体でいてもクズは気にしないし、無理しないし、やりたいようにやる。
それにとっても気が長い。何があってもイライラしたり焦ったりすることが皆無であった。
いやもう好きを通り越して、クズを尊敬し出すわたし…

夜はクズの狭くてぼろぼろのテントに入れて貰い極寒の中、がっちり着込んで寝袋に収まっておりましたが
恋するわたしとしては眠れるはずも無く
「もう寝なさい」と言われても
「眠れるわけない…」と何度も訴えていたら
クズがどんどん近づいてきて
「困った人だねぇ…」と言いながら、寒い中寝袋から腕を出して頭を撫でてくれる…
これは自分史の中でもトップクラスに入るほど、かなり幸せすぎました…
で、その後キスしたり寝袋の中に手を入れて、まんこいじられたりしながら寝た。
セックスはできなかったけど満足であります!

で、帰りの車内で
「いろいろ悩んだけどとにかく好きな気持ちが強すぎるので薄めるためにヤリまくるわ」と宣言し、いちおう野菜とヤクザの話をして
この2人がいちおう優しいのでわたしは満足している、ということと
強い恋心を薄めるためにセックスしたら実際薄まり、バランスが取れていることと
だけどやっぱりかなり好きすぎてどうしていいかわからないことを話す。

クズは大笑いしたり、困惑しながら私の話を聞いていたけど
「もっと遠慮しないで色々言ってね」と。

わたし「いや嫌われたらやだから抑えてる」と言うと(実際少しも抑えていないのですが…)
クズ「ウーン…まぁ君の意図はよくわかった。でもオレも好きだよって言ってるでしょ…嫌だったらキャンプなんか行かないし」と言われ
かなり天にも昇る心地になりました。

ってまたキモイ内容ですみません。