ゆうじくんがいなくなる

ゆうじくんは学校を卒業して千歳に就職してしまった。不思議とそれほど悲しくなかった。
私はえみちゃんと毎日遊ぶようになった。えみちゃんはテレクラで援助交際をしていた。
その頃、母親が、あまりに私と連絡がつかないので家に電話を引いてくれた。私も、それを使ってテレクラを始めた。
テレクラは少し話して、直感的に危険ではないと感じると値段交渉して待ち合わせをする。車で迎えに来て貰い、ホテルに行ってセックスをする。お金を貰って、家の近くまで送ってもらう。
このようなことを私は繰り返していた。
そこで、呉服屋さんに会った。